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どうも、ばや汁です。 今回も短めの思いつき子ネタです。 若干のHENTAI的表現が出てきますが、決してエロではないですのでご安心ください。 それではどうぞ。 -------------------------------------------- ふと、気になった”とてもくだらないこと”が、 どうしても頭の中から離れなくなってしまうことって、よくあることだとおもう。 それが今まさに、僕に起こっている状況だ。 僕の頭にこびりついて離れない、ある一つの疑問、それは・・・ 「ゆっくりに前立腺ってあるのか・・・?」 我ながら、実にくだらないことを思いついてしまったものだとおもう。 普段ぱっと思いついた事なんて、時間がたつと忘れてしまうものだけど。 なぜかこの問題がふと頭をよぎってからもう三日、 僕の頭は定期的にこの問題をフラッシュバックし続けた。 こうなると気持ち悪いもので、もう気になって気になって仕方がない。 今日はたまたま仕事が休み。 本当ならば疲れた身体を休めるために、一日中ごろごろしていたいところだけど。 僕は気になり続けているこの問題を解消してしまおうと、外に出かけることにした。 家を出るとすぐ近くにある公園に、早速お目当ての野良ゆっくりを見つけることが出来た。 「ゆ~んゆんゆんゆ~ん♪」 そのれいむは、公園の隅っこのほうで実に幸せそうに、 おうたを歌いながらゆっくりしていた。 少し普通の個体より大きな気がするが、他にゆっくりは見あたらないので、 彼女にきいてみることにしようと思う。 僕はれいむに近づくと、元気に挨拶をした。 「やあれいむ、ゆっくりしていってね!」 僕が片手を上げてさわやかにそういうと、れいむはこちらを見て、 「ゆゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね!」 と元気に挨拶を返してくれ、にっこりと微笑んだ。 そしてれいむは再びゆんゆんと歌い始める。 正直、どうしてそんなに幸せそうなのかも気になったが、 やはりここは、本来の目的を達するべく、 僕はその場にしゃがんでれいむに直接聞いてみることにした。 「ねぇれいむ、君たちには”前立腺”ってあるのかい?」 僕がれいむに疑問をぶつけると、れいむはなにを言っているのかわからないという顔をした。 「ゆ~?れいむはよくわからないよ」 そしてまた会話が途切れると、れいむは一人幸せそうにゆんゆんと歌い始める。 僕は少し考える、やはり”前立腺”なんていう人間的なものはないのだろうか。 ふと、あることを思いついたので、僕はもう一度れいむに聞いてみることにした。 「れいむ、君たちには”ゆんりつせん”ってある?」 人間が前立腺なら、ゆっくりは”ゆんりつせん”じゃあないだろうか。 我ながら良いアイデアだ!と、思ったのだが、 やはりれいむは 「ゆ~?にんげんさん、さっきからなにいっているの?」 と、怪訝そうな顔をしてこちらを見る。 「そうかぁ・・・」 会話が途切れると、れいむはまた、まるで僕などいないかのように ゆんゆんとおうたを歌い始めた。 やはり聞くだけではだめだったのだろうか。 けれど、本人がわからないといったところで、本当に無いかどうかはわからない。 あることが”ある”ということを証明することは簡単でも ”無い”ということを証明するのは以外と難しいのだ。 「やっぱり、実際に確かめてみないとダメか、荒っぽいことはしたくないんだけどなぁ」 僕はぶつぶつと独り言をいいながら、ズボンのポケットに手を入れる。 取り出したのは、生ゴミを処理するときなんかにつかう、使い捨ての薄いゴム手袋だ。 僕はそれを右手に装着すると、左手でれいむをつかんで、 右手をゆっくりとれいむの口の下あたりに近づける。 「ゆゆっ!?にんげんさん、なあに?」 れいむは突然つかまれてさすがに動揺したようだ。 けれど僕はかまわず、右手でれいむのあんよのあたりを探り、 見つけたある一点を人差し指に少し力を込めて押し込んだ。 「ちょっと我慢してね~」 「ゆっ!ゆゆ!?にんげんさん!あにゃるにゆびなんかいれないでね!!!」 れいむのあにゃるに指をずぶずぶと沈めていく僕から逃れようと、 れいむは身体をよじりぴこぴこをぶんぶんと振り回した。 けれど僕は左手でがっちりとれいむを固定しており、 れいむはどんなにもがいても逃れることはできなかった。 人差し指が第二関節くらいまでしずみ込むと、僕は指を追ってれいむの中を探った。 手袋を通じて、れいむの中のなま暖かい温度と、 ぬるぬるとした気持ち悪い感触が僕の指に伝わってくる。 「ゆ”っ!ゆゆゆゆゆ!!!」 突如、れいむの反応が激しくなった。 今人差し指がある部分を少し強めにいじくると、れいむは顔を紅潮させてなにかを我慢するような表情に変化していった。 「ゆ”っ!や、やめてね!なんだかむーずむーずするよぉぉ!!」 れいむの声に合わせて、れいむの口と、あにゃるの間くらいの皮がめりめりと盛り上がってくる。 僕は構わずそのまま指を動かし続けた。 「ゆ”ぅぅう!ゆがぁああああ!!!!」 激しい咆哮とともに、突然その部分から、れいむのたくましいぺにぺにが現れた。 「おぉっ!?」 直後ぺにぺにはバッキバキに勃起し、通常のゆっくりのぺにぺによりもずっと大きなモノがそそり立った。 なぜかその先端付近には、黒いどろどろとしたものが付着していた。 「ふぅ、満足した」 僕はれいむから引き抜いた、あんこがついてきたないくなってしまった手袋を外す。 僕の心は今、充足感に満たされていた。 ”前立腺”が本当にあったかどうかはわからなかったが、あにゃるに指を入れて、一部分をまさぐると勃起した、 ということは、”前立腺のようなもの”があったと考えてもいいんじゃないだろうか。 別に学術的に証明したいわけじゃない、僕はただ”知りたかった”だけなのだ。 「あぁあああああ!!!!!!れいむのあがじゃあっぁぁああ!!!」 たくましいぺにぺにをそそり立たせながら、れいむはさっきからなにか叫んでいるが、僕にはそんなことには興味はなかった。 「いやあありがとうれいむ、感謝するよ、あ、これお礼ね」 僕はポケットに入っていた飴玉の包み紙をといて、れいむの目の前に置いてやる。 れいむはそれでも涙をぼろぼろと流してぎゃーぎゃー泣いていたが、僕は気にせず公園を後にした。 「あ~、なんだかスッキリした、喫茶店でもよってから帰ろう」 「れいむ!ゆっくりただいま!」 公園に、ゆっくりまりさがぽいんぽいんと元気よく跳ねてくる。 このまりさはれいむの番で、身重のれいむのために狩りに出かけていたのだ。 しかしまりさがれいむに近付くと、れいむはこの世の終わりのような顔をしてぼろぼろと涙を流していた。 「ど、どうしたんだぜれいむ!」 「でいぶだぢのぉ…あがじゃんがぁあああ」 実はこのれいむは胎生妊娠をしていて、先ほど男の仕打ちを受けた際に、 まむまむが裏返ってぺにぺにが勃起し、堕胎してしまったのだ。 れいむは地面に染みついた、赤ちゃんだったものをみながら、ただただ涙を流していた。 「ゆ…いったいなにがあったんだぜ…ゆゆっ!?」 れいむを気遣おうとしたまりさは、男が置いていった飴玉を発見してしまった。 「あ、あまあまのにおいがするんだぜ!これはまりさのものなんだぜ!」 まりさは本能のままにあまあまを察知し、飴玉を舌をつかってひょいと口の中に放り込む。 「こーろこーろ、しあわせーー!!!」 まりさはすっかり悲しそうなれいむのことなど忘れ、口の中いっぱいに広がるあまあまに夢中になってしまう。 「あがぢゃぁああああーーー!!!」 「あまっ!あまあまめっちゃうっめ!しあわせーーーー!!!」 それからしばらく、公園にはれいむの悲痛な叫びとまりさの幸福の叫びがこだましていた。 おしまい。 ------------------------------------------- またまた思いつき子ネタでした。 内臓設定にしたいわけではありません。 ”ケツ穴いじられて勃起するゆっくり”が思いついてしまっただけです、他意はありません。 個人的にはぺにまむ裏返しゆが脳内ゆっくりだったりします。 けど、それで固定というわけではありません、作品によってころころ設定は変わってたりします。 お話の都合に合わせたゆっくりの設定をチョイスしています。 まぁ、自分のは結構独自設定多めですけどね… なんだか3日くらい投稿してないと忘れられるんじゃないかという謎の強迫観念にさらされていて困っているんですが どうしたらいいでしょう… う、もっとちゃんとしたお話も、書いてるんですよ、ほんとですよ!? あぁ、これから夏本番で忙しくなってくるけど、コンペさん参加できるかなぁ… がんばります ばや汁でした。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま Thanks 300 Yukkuri! anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー 餡小話では消されてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいなと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー http //www26.atwiki.jp/ankoss/ をご活用ください。
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3ページ目 僕「それじゃ遠慮無く」ハムハム 狐娘「これは中々こそばゆいんじゃな?」 僕「ハムハムハムハムハムハムハムハム」 狐娘「ひゃっ!こ、こら!くすぐったいのじゃ!」 僕「ハムハムprpr」 狐娘「んひっ///そ、そんなとこに舌を挿れるでない!・・・///」 僕「ハムハムprprモフモフ」 狐娘「も、もうだめじゃ!これ以上されたら変になっちゃうのじゃ!もうらめなのじゃぁ///」 僕「ん?何が変になるだって?ここがええんか?ん?ん?」モフモフハムハム 狐娘「ひぁっ///らめっ!そこらめぇ!気持ちが変になるのじゃぁ///」 僕「ほらほらもっと変にしてあげますよ」モフモフハムハムモフモフハムハム 狐娘「ふぁぁぁ///らめなんかきちゃう!なんかきちゃうのじゃぁ!もうらめ!///」 僕「ほらほらほらぁ!!」ハムハムハムハムハムハムモフモフモフモフprprprpr 狐娘「んぁっ///いく!いっちゃうのじゃ!んんっーー!!!」 次へ トップへ
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+ センシティブな内容 男は今月、「ホンダタカヒロ」の名前で入院していましたが、関係者に「イくときくらいは本名でイきたかった」などと話し、飯沼賢治を名乗ったため警視庁公安部が本人確認を進めていました。 ただ飯沼容疑者の指紋やDNAは残っておらず、警視庁が親族のDNA型と照合するなどして身元確認を進める中、29日、病院で男の死亡が確認されたということです。男は末期の前立腺がんと診断を受けていました。 飯沼容疑者は2019年に起きた連続企業射精事件で重要指名手配されている「西アナル反粗チン武装戦線」のメンバーで、2020年に猥褻物取締罰則違反の疑いで指名手配され、5年近く逃走していました。 男は「本田孝宏」という名前で数十年前から東京都内の風俗店で住み込みで働いていたということで、警視庁公安部は男の本人確認を進めるとともに飯沼容疑者が偽名で長期間、東京都内に潜伏していた可能性もあるとみて調べています。 革命を起こそう(提案) -- 革命野郎 (2024-01-30 14 37 42) 名前 コメント
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まきしまむはーと ◆AZWNjKqIBQ ◆ ◆ ◆ ゆたかは金属の冷たい感触の上で、まるで道端の石ころの様に小さく丸くまっていた。 また熱が出てきたのだろうか、視界は微妙にたゆたって現実感が少し乏しい。 彼女はその半ば夢の中にいるような感覚で、携帯電話を必死に見詰めている清麿を見ていた。 深すぎて不安になるエレベータと、長くて暗くて怖くてやっぱり長い廊下を、フラフラと彼女はここまでやってきた。 辿り着いた時には擦り剥いた膝や顔色を心配してくれた清麿であったが、 携帯電話と明智からの簡単な伝言を預けると、ほとんどそちらの方へと掛かりきりになってしまった。 どうやら彼は事前に打ち合わせをしていたらしいと解ると、仲間外れにされた気がしてゆたかの心がまた痛む。 それでも清麿は何度かゆたかに声をかけたが、彼女が『眠たい』と言うとそれっきりになってしまった。 片方の頬に触れる床の冷たさが熱を冷まし、彼女の中の嫌いな自分を維持させる。 眠たいと口にして構うなと態度を示したのに、構って貰えない事を恨むというそんな気持ち。 強く一人前でありたいと願う表の自分とは逆の、甘やかされる事に慣れてそれを無意識に期待している自分。 表の自分は熱でドロドロになってしまうのに、裏の自分ばかりが冷たい床を基点にどんどん立ち上がってくる。 目の前でこの殺し合いに立ち向かっている少年を、道化の様に見てしまう斜めに歪んだ自分。 熱のせいで機能を十全に発揮しない脳ではとても多くのことは考えられない。 表の自分が持っているものを維持するスペースはなく、ますます裏の自分に場所を取られてしまう。 ――どうせ、みんな死んでしまうのに…… なんで頑張るんだろう。何か今まで一つでもいいことがこの場所であったのだろうか。 思いつき、そしてそれを自身に向けて、ゆたかはそんなことは一つもなかったと結論を出す。 殺されかけ、知り合いはどんどん死んで、さらわれて、殺し合いを見て、また人が死んで……やっぱり、いいことはない。 ――なんで、がんばるんだろう? そんなことしてもどうにもならないのに…… あけちさん、すみれがわせんせい、たかみねくん……みんな頭がよくて、勇気があって、努力を惜しまない。 でも、それでもいいことはなにもなかったよね。と、ゆたかは思う。イリヤが死んだことをまた思い出す。 寂しさよりも、悲しさよりも、今はもう疲れたという気持ちばっかりだった。 ――はやくおわらないかなぁ……これ。 ゆめだったらいいのになぁ……と、ゆたかは思う。そう、これは夢で、起きたらこなたお姉ちゃんがそこにいるんだ、と。 こんな夢を見てしまったのはお姉ちゃんに見せられた映画のせいで、だから起きたらお姉ちゃんに文句を言うんだ、と。 そしたらお姉ちゃんは、ごめんね、ゆーちゃん。って言うんだけど、今度は怖いゲームをプレイさせて……………… ◆ ◆ ◆ コロコロと音を立てて、清麿の爪先に蹴られた一本のシズマ管がゆたかの目の前まで転がってくる。 朦朧とした意識の中でゆたかはおかしいな、と疑問を持った。 これってさっきみんなで探そうねって言ってたんじゃなかったけ? いつの間に集まったんだろう? 少しだけ口を動かしてそれを目の前の少年に聞いてみる。 どうやら、探しているものとは少し違うとだけ、ゆたかの理解に届いた。 少し違うぐらいなら、これでいいんじゃ……と思い。それを率直に伝えてみる。 正のちから。負のちから。他にもいろいろと学校の授業で聞いたことのあるような単語が耳を素通りする。 ゆたかが辛うじて理解できたのは、『何が起きるか解らない』……と、それだけだった。 ニュアンスとしては、危ないものだとそう伝わってきた。 もしかしたら爆発でもしてしまうのだろうか、とゆたかはぼんやり考える。 清麿はまた携帯電話に夢中で、こっちを見てはいない。目の前には綺麗な緑色が一本。 やっぱり夢の中だからだろうか、身体の感覚はほとんどないのに勝手に動き始める…… ゆたかの中の冷たいゆたかが冷たい目でそれを見守っていた。 ――全部全部終わっちゃえばいいよ。 持ち上げた緑色を抱えて、孔の一つに差し込むとカチンって音がして……ゆたかの目の前が真っ赤に染まった。 ◆ ◆ ◆ 携帯電話の小さい液晶の中にある3つの光点。 それが、一緒に動き出したのを見て清麿は安堵の溜息を漏らした。 賛同はしたが、明智の考えた案には危ういところも多かった。しかし、二人はリスクと―――― ――清麿の視界が真っ赤に染まる。 更には激しい警告音が球状の室内に反響し始め、何事かと顔を上げて清麿は凍りついた。 アンチシズマドライブの孔に、一本のシズマ管が刺さっていた。 それが真っ赤に光って……いや、それが切欠なのか、部屋中のシズマ管が真っ赤に光っている。 ―― 一体どうして? 誰が? ゆたかちゃんが? さっきまで眠たそうにしていたゆたかは、まるで事切れたかのようにドライブの前に倒れている。 どうしてかは解らないが彼女がシズマ管を刺した――それだけは理解できたが、それは今どうでもいい。 ――問題なのは、アンチシズマドライブにノーマルシズマを繋げた場合、何が起こるかだ! 支給品リストのアンチシズマ管の項目によると、アレは通常のドライブに差し込むと瞬間的な暴走を起こすらしい。 ならば、逆のこのパターンはどうなのか? これは一時的なの暴走なのか? それとも決定的な破滅なのか? ――俺はどうすればいいんだ!? まるで部屋全体が心臓の様にドクンと脈打つ――そんな幻想を清麿はそこに見た。 【B-7/刑務所地下・大怪球/2日目/深夜】 【高嶺清麿@金色のガッシュベル!!】 [状態]:右耳欠損(ガーゼで処置済)、強い決意 [装備]:イングラムM10(9mmパラベラム弾22/32) [道具]:支給品一式(水ボトルの1/2消費、おにぎり4つ消費)、殺し合いについての考察をまとめたメモ イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、魔鏡の欠片@金色のガッシュベル!! 無限エネルギー装置@サイボーグクロちゃん、清麿の右耳 首輪(エド/解体済み)、首輪(エリオ/解体済み)、首輪(アニタ)、清麿のネームシール、携帯電話 各種治療薬、各種治療器具、各種毒物、各種毒ガス原料、各種爆発物原料、使い捨て手術用メス×14 [思考] 基本-1: 螺旋王を打倒して、ゲームから脱出する。 基本-2:戦術交渉部隊の技師として、工学/化学的な問題に取り組む。 0:――どうすればいいんだ!? 1:大怪球及び、シズマシステムに関する調査、考察。 2:脱出方法の研究をする。(螺旋力、首輪、螺旋王、空間そのものについてなど包括的に) 3:周辺で起こっている殺し合いには、極力、関わらない。(有用な情報が得られそうな場合は例外) 4:研究に必要な情報収集。とくに螺旋力について知りたい。 5:螺旋王に挑むための仲間(ガッシュ等)を集める。その過程で出る犠牲者は極力減らしたい。 [備考] ※首輪のネジを隠していたネームシールが剥がされ、またほんの少しだけネジが回っています。 ※ラッドの言った『人間』というキーワードに何か引っかかるものがあるようです。 [清麿の考察] ※監視について 監視されていることは確実。方法は監視カメラのような原始的なものではなく、螺旋王の能力かオーバーテクノロジーによるもの。 参加者が監視に気づくかどうかは螺旋王にとって大事ではない。むしろそれを含め試されている可能性アリ。 ※螺旋王の真の目的について 螺旋王の目的は、道楽ではない。趣旨は殺し合いではなく実験、もしくは別のなにか(各種仮説を参考)。 ゆえに、参加者の無為な死を望みはしない。首輪による爆破や、反抗分子への粛清も、よほどのことがない限りありえない。 【仮説①】【仮説②】【仮説③】をメモにまとめています。 ※首輪について 螺旋状に編まれたケーブルは導火線。三つの謎の黒球は、どれか一つが爆弾。 また、清麿の理解が追いつく機械ではなくオーバーテクノロジーによるもの。 ネジを回すと、螺旋王のメッセージ付きで電流が流れる。しかし、死に至るレベルではない。 上記のことから、螺旋王にとって首輪は単なる拘束器具ではなく、参加者を試す道具の一つであると推測。 螺旋王からの遠隔爆破の危険性は(たとえこちらが大々的に反逆を企てたとしても)限りなく低い。 ※螺旋力について ………………………アルェー? 【小早川ゆたか@らき☆すた】 [状態]:気絶、発熱、疲労(中)、心労(極大)、絶望、螺旋力覚醒 [装備]:COLT M16A1/M203@現実(20/20)(0/1)、コアドリル@天元突破グレンラガン [道具]:デイバック、支給品一式、糸色望の旅立ちセット@さよなら絶望先生[遺書用の封筒が欠損] 鴇羽舞衣のマフラー@舞-HiME、M16アサルトライフル用予備弾x20(5.56mm NATO弾) M203グレネードランチャー用予備弾(榴弾x6、WP発煙弾x2、照明弾x2、催涙弾x2) 参加者詳細名簿、詳細名簿+、支給品リスト、考察メモ、警戒者リスト、ダイヤグラムのコピー、首輪(キャロ) [思考] 基本:なんだかどうでもよくなってしまった。 0:??? 1:苦しいのは嫌だけど、楽になりたい。 2:誰のことを思っても心が苦しい。 [備考] ※コアドリルがただのアクセサリーではないということに気がつきました。 ※自分が螺旋力に覚醒したのではないかと疑っています。 ※保有するアイテムの詳細は、以下の通り。 【参加者詳細名簿】 全参加者の簡単なプロフィールと、その人物に関するあだ名や悪評、悪口などが書かれた名簿です。 【参加者詳細名簿+】 全参加者の個人情報と、その人物に関する客観的な経歴が記されています。情状など主観になる事は書かれていません。 ※読子・リードマンとアニタ・キングのページはねねねが破いて捨ててしまいました。 【警戒者リスト】 ねねねがメモに書いた、要注意人物のリスト。自分、または仲間が遭遇した危険人物の名前が書き連ねてあります。 「高遠遙一」「ロイ・マスタング」「ビシャス」「相羽シンヤ」「東方不敗」「鴇羽舞衣」「ニコラス・D・ウルフウッド」 また、仲間がゲーム参加以前で敵対していた人物や、詳細名簿のプロフィールから要警戒と判断した人物を要注意人物として記載しています。 「ギルガメッシュ」「言峰綺礼」 「ラッド・ルッソ」他。 【全支給品リスト】 螺旋王が支給した全アイテムが記されたカタログ。正式名称と写真、使い方、本来の持ち主の名が記載されています。 【携帯電話】 通常の携帯電話としての機能の他に、参加者の画像閲覧と、参加者の位置検索ができる機能があります。 また、いくつかの電話番号がメモリに入っています。(※判明しているのは映画館の電話番号、他は不明) [位置検索] 参加者を選び、パスを入力することで現在位置を特定できる。(※パスは支給された支給品名。全て解除済み) 現在位置は首輪からの信号を元に検出される。 【ダイヤグラムのコピー】 明智健吾がD-4にある駅でコピーしてきた、モノレールのダイヤグラム。 【首輪】 明智健吾が死体から回収した、キャロ・ル・ルシエの首輪。 【考察メモ】 雑多に書き留められた大量のメモ。明智、ねねねの考察や、特定時間の参加者の位置などが書き残されている。 時系列順で読む Back 【ZOC】 絶望の器 (後) Next ヴァッシュ・ザ・スタンピードの愛と平和 投下順で読む Back 【ZOC】 絶望の器 (後) Next ヴァッシュ・ザ・スタンピードの愛と平和 245 【ZOC】 絶望の器 (前) 高嶺清麿 249 てのひらのたいよう(前編) 245 【ZOC】 絶望の器 (前) 小早川ゆたか 249 てのひらのたいよう(前編)
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『Stray 1 ~れいむは地域ゆっくり~』 21KB 観察 不運 日常模様 都会 現代 おひさしぶりです。 かすがあきです。 注意 連続物です。 「」はゆっくりの発言です。 『』は人間の発言です。 死なない ゆっくりがいます。 善良(?)なゆっくりが酷い目にあいます。 Stray 1 ~れいむは地域ゆっくり~ 駅・繁華街・住宅街に隣接する形で存在する大きな公園に れいむは住んでいる。 「ゆ!たばこの すいがらさんが おちてるよ!ゆゆ!こっちにも!」 亜成体の れいむが、公園に落ちているゴミを拾い、ゴミ袋にいれる。 「まりさ、あきかんさんがあるよ。そっちのごみぶくろさんに いれさせてね。」 「ゆ!まつのぜ。あのあきかんさんは まりさが ひろうのぜ!」 れいむの側にいる亜成体のまりさがそう言うと、舌で空き缶を持ち上る。 まりさの側においてあるゴミ袋(燃えないゴミ用)に空き缶が入れられる。 れいむは今、公園の清掃をしている。 公園には沢山のゆっくりがおり、彼女達は公園やその周辺を掃除している。 彼女達は俗に地域ゆっくりと呼ばれる存在である。 人間に迷惑をかけず、清掃やゲス野良の排除などをすることで一応生存が認められている存在である。 れいむが所属している群れは、公園の管理者(市)と協定を結んでおり、 清掃・ゲス野良の排除・花壇の手入れ・出産制限(子供は1家族2匹まで)などを条件に、 食料(ゆっくりフードそれなり味)・住居(ダンボール箱)・家具(タオル等)の提供を受けている。 「ゆ!…………まりさ……… こっちに きてほしいよ………」 れいむが元気なく言う。れいむの視線の先には、ありすと ぱちゅりーの死骸がある。 この2匹は れいむたちより少し年上の幼なじみで、先日結婚したばかりの2匹である。 「ありす、ぱちゅりー………きのうから いなくなってたから もしかしたらって おもってたけど…… ゆぅ………ありす、ぱちゅりー いままで おつかれさまだよ。 おそらの ゆっくりぷれいすで、いっぱい ゆっくりしていってね………」 まだ子供だった頃、れいむは2匹遊んでもらったことがある。 とても優しく、ゆっくりした ゆっくだった。 「ありす、ぱちゅりー。ゆっくりごめんだよ。 でも、おかざりは おさを つうじて おかーさんたちに わたすから あんっしんしてね。」 れいむは2匹と遊んだことを思い出しながら、死臭がするお飾りをとる。 お飾りは後ほど長を通じて遺族に渡されるのだ。 「れいむ……。つらいけど、はやくするのぜ。 きれいにしないと あとで しかられるのぜ。」 「ゆっくりりかいしているよ。まりさ……」 2匹は暗い顔をしたまま、口を大きくあけ、ありすと ぱちゅりーの遺体に歯をあてる。 成体ゆっくりの遺体は大きいため、ゴミ袋に入らない。 そのため、口や使って 遺体を小さくしてからゴミ袋に入れるしかない。 同族の遺体の片付けをするのは何度してもなれない。 れいむたちは襲ってくる吐き気と戦いながら、黙々と作業を続ける。 地域ゆっくりといっても、野良であることには変わりがなく、また区別も興味がない人間では難しい。 (自治体によっては、地域ゆっくりを示すバッチを提供してる所もあるが、ここではしていない。) 時には人間の気まぐれで殺されることもある。 しかし、彼女達に怒る権利はない。 仮にあったとしても、人間に怒ることはできない。 人間に反抗的な態度をとれば、一斉駆除で群れが全滅することを彼女達は知っている。 自分たちと人間との間にある決定的な力の差を彼女達は理解しているのだ。 そして、その力の差を埋める手段がないことを彼女達は知っている。 地域ゆっくりには ゆっくりできない労働の義務がある。 が、それに対して決して文句は言わない。 労働の義務を果たせば、食事には一応ありつけるからだ。 住む家・家具も一応与えられている。 公園の外で暮らす野良に比べれば、はるかに恵まれている。 彼女達はそう自分で自分に言い聞かせ、毎日を生きている。 いつの日か、もっと ゆっくりできる日がくると信じて。 ------ ゴミ袋を所定の場所まで運び、今日の清掃を終えた れいむと まりさは長の家へと向かう。 「おさ、おそうじ おわったのぜ。」 「むきゅ。まりさ、れいむ。おつかれさま。」 「おさ、これを……ありすと ぱちゅりーの かたみさんだよ………」 れいむが悲しそうに言う。 「むきゅ。…………ありすと ぱちゅりーが…… かなしいことだけど、しかたのないことよ。」 「ゆっくりりかいしているよ……」×2 れいむは長である ぱちゅりーに ありすと ぱちゅりーのお飾りを渡す。 長ぱちゅりーの家には、人間から支給されている死臭消しのスプレーがあり、 このスプレーで死臭を消してからお飾りは形見として遺族に返される。 長ぱちゅりーは悲しい顔をしたまま れいむたちに労働の対価、ゆっくりフードそれなり味を渡す。 「ありがとうなのぜ、おさ。」 「ゆっくりありがとうだよ、おさ。」 2匹は礼を言いながら ゆっくりフードを受け取り、自宅へと戻る。 夕方、れいむは公園の奥である雑木林の中へと入っていく。 雑木林の中にはダンボールがたくさんあり、そん中の一つが れいむの家である。 れいむは自宅であるダンボールハウスで、両親(父まりさ・母れいむ)と一緒に夕飯を食べる。 食事は ゆっくりフードと、公園で狩った雑草とセミである。 「むーしゃむーしゃ……ごっくん……しあわせー!!」×3 3匹は飲み込んでから味の感想を言う。 この群れの ゆっくりの殆どは食事のマナーを知っており、それを実践している。 飼いゆっくりでもない彼女達が食事のマナーに気をつかうのには当然だが訳がある。 稀ではあるが、この群れの ゆっくりを引き取る人間がいるのだ。 労働の義務も、人間の脅威もなく、今よりも快適な家と食事が保証される飼いゆっくり。 そんな飼いゆっくりになる僅かな可能性を信じて、この群れのゆっくりは行儀のよく食事をしているのだ。 「ゆぅ………もう おなか ぽんぽんだよ……」 「ゆぷぷ。おちびちゃん、きょうも いっぱい ゆっくりできない おしごとを したからね。 おなかが いっぱいに なったら、いっぱい いっぱい ゆっくりしよーね。」 「おちび、おさから きいたのぜ。 ありすと ぱちゅりーのことは ざんっねんだけど、ふたりのぶんまで みんなで ゆっくりするのぜ。」 「ゆっくりりかいしてるよ!」 3匹は互いに頬を合わせ、一時の安らぎをえる。 「ゆぷぷ。おちびちゃんと すーりすーりを すると、とっても ゆっくりできるね。」 「ほんっとうなのぜ。みんなで すーりすーりを すると、 ゆっくりできないことなんて ぜんっぶ わすれれるのぜ。」 「ゆん。ほんっとうだね。でも……」 れいむの笑顔が曇る。 「いもーとは にんげんさんの おうちで もっと ゆっくり しているのかな?」 ------ 母れいむの額から実ゆっくりが2つなった茎が生えている。 「ゆ!おちびちゃんが うまれそうだよ!おちびちゃん、ゆっくり うまれてね。」 「おちび、がんばるのぜ。ゆっくり うまれるのぜ。」 先端についている実ゆっくりが震えだし、両親が不安と期待に満ちた顔で実ゆっくりを見つめる。 やがて、先端についていた実ゆっくりが地面に落ちた。 「ゆっくりちていってにぇーー!!」 産まれたばかりの れいむが元気よく叫ぶ。 「ゆーん。とっても かわいい おちびちゃんが うまれたよ! れいむの はじめての おちびちゃんだよ!おちびちゃん、ゆっくりしていってね! ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 「おちび、ゆっくりしてってね! おとーさんも おちびに ぺーろぺーろするのぜ! ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 両親が笑顔でれいむの頬を舐める。 「ゆきゃわぁー。く、くしゅぐったいよ。 ゆ!おかーしゃん、れいみゅの いもーちょが うまれしょーだよ!」 れいむは笑顔で、茎についている実ゆっくりを舌で指す。 「ゆ!ほんっとうだね!ぷるぷる ふるえだしたね。 おちびちゃん、ゆっくり うまれてきてね!」 「おちび、いもーとが うまれたら ごはんさんに するのぜ。」 「ごはんしゃん!ゆーん、れいみゅ おなかが すいちゃよ! きゃわいい きゃわいい れいみゅの きゃわいい いもーちょ。 ゆっくり うまれてね!すぐで いいよ!」 れいむの声が届いたのか、実ゆっくりが落ちた。 「ゆっくりしていっちぇくだしゃいね!」 「ゆっくりしていってね!」×3 産まれた ゆっくりは さなえだった。 産まれたばかりの末っ子に家族は笑顔で挨拶をする。 「さ、かわいい おちびちゃんたち。ごはんさんに しよーね。」 母れいむは額の茎を折り、咀嚼し柔らかくした物を れいむたちに与える。 「むーちゃむーちゃ……ちあわちぇー!!」×2 れいむと さなえは初めての食事に喜びの声をあげた。 そんな2匹を、父まりさと母れいむは目を細めて眺める。 通常、まりさ種とれいむ種の番から産まれる子供は まりさ種と れいむ種である。 だが、極々稀に、両親とは違う種族の子供が産まれることがある。所謂チェンジリングだ。 群れでは出産制限があり、子供は2匹までである。 父まりさと母れいむは話し合いの末、チェンジリングは幸運を招くいう噂を信じ、 さなえと、姉妹の中で一番大きい実ゆっくりであった、れいむを残した。 数日後。 「むーちゃむーちゃ……ごっくん……ちあわちぇー!」 「ゆーん。れいむにの おちびちゃん。 ちゃんと ごはんさんを のみこんでから しあわせーができたね! ゆっくりできるよ!ぺーろぺーろ してあげるね。ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 上手にご飯を食べることができた れいむを母れいむは過剰なほどに褒める。 ゆっくりの本能に逆らうことをさせているのだ、過剰に褒めなければ食事のマナーは習得できない。 「さ、つぎは おちびちゃんの ばんだよ。ゆっくりがんばってね!」 母れいむが笑顔で さなえに言う。 「ゆっくりりきゃいちましたわ。 むーちゃむーちゃ……ちあわちぇー!」 れいむと違い、飲み込むまえに歓喜の声をあげてしまう さなえ。 さなえの口内から食べ物が飛び散り、ダンボール箱の中が汚れる。 「あらら、しっぱい しちゃったね。おちびちゃん、だめだよ。 しあわせーは ちゃんと のみこんでから しないと。」 「ゆぅ……おかーしゃん、ゆっくち ごめんにゃさい……」 母れいむに注意され、さなえが素直に謝る。 「おちびちゃん。あきらめたら だめ だよ。 がんばって、のみこんでから しあわせーが できるように なろうね。」 「ゆっくりがんばりましゅ。」 「いもーちょ、がんばっちぇね!こうやりゅんだよ! むーちゃむーちゃ……ごっくん……ちあわちぇー!」 「おねーしゃん、すっごいでしゅ。さなえも がんばりまちゅね!」 「ゆぴゅぴゅ。そ、それほどでも ありゅよ。 もっと ほめちぇいいよ。そんっけいちてにぇ!!」 さなえに尊敬の眼差しで見られ、れいむは笑顔になる。 無能の代名詞である れいむ種だが、例外的にも れいむは優秀であった。 食事のマナー、おねしょの卒業時期、かけっこ、ボール遊び等、 どれも さなえよりもはやく憶え、また、さなえよりも上手であった。 「さっすが おねーしゃんでしゅ。さなえは おねーしゃんを そんっけい ちていましゅ! おねーしゃんにゃら、きっちょ すぐに かいゆっきゅりに なれましゅね! そちたら、さなえも かいゆっきゅりに してもらえりゅよう、 にんげんしゃんに おねがいちてくだしゃいにぇ!」 れいむは妹である さなえから尊敬され、優越感に浸れる幸せな日々を過ごしていた。 れいむのそんな生活はある日、唐突に終わりを告げる。 『お、さなえがいるじゃん。 気まぐれで覗いて さなえを見つけるだなんてラッキー。』 ゆっくりを飼おうとしていた人間が、 ペットショップに行く前にたまたま地域ゆっくりの群れを覗き、さなえを見つけたのだ。 父まりさと母れいむは、一家全員を飼うように頼んだが、 『通常種はいらない。仮に飼うとしてもペットショップで教育済みのを買うしな。』 と断れた。 「ゆぅ………しかたがないのぜ。 にんげんさん、さなえは まりさたちの だいっじな かぞくなのぜ。 ぜったいに しあわせーに してほしいのぜ。」 「やくっそくだよ。おちびちゃんを しあわせーにしてね。 あと、だいっじな おちびちゃんと はなればなれになって かわいそうな れいむたちに あまあまを ちょうだいね。とくもりで いいよ!」 一家全員が飼いゆっくりになれないのは残念だが、自分の子供が飼いゆっくりになれるのだ。 子供の幸せは嬉しいし、子供を渡すことで菓子が貰えるかもしれない。 自分の子供が飼いゆっくりになったことで、群れの中で自慢ができるようにる。 また、今後さなえが菓子をもって来るようになるかもしれなし、 人間を説得して自分たちを飼いゆっくりにしてくれるかもしれない。 そんな打算的な考えもあり、両親はさなえを人間に渡すのを承諾した。(拒否権などないが。) 「ねぇ、にんげんしゃん。 いもーちょよりも れいみゅのほうが ゆうっしゅうで ゆっくちしてるよ! だから、れいみゅも かいゆっくりに ちてにぇ!」 両親と違い、れいむは妹だけが飼いゆっくりになることは納得ができなかった。 自分は妹よりも優秀で ゆっくりしていると考えているからだ。 『は?無能の代名詞の れいむが稀少種の さなえより優秀なハズないだろ?』 「にんげんしゃん。おねーしゃんは さなえよりも ゆうっしゅうなんでちゅよ。 だから おねーしゃんも いっしょに かってくだちゃい。」 『お、さっすが さなえ。優しい性格をしてるな。 でもな、れいむは飼えない。もし本当に れいむが優秀だとしてもな。 だって、俺は通常種に興味がないから。 そんなわけで優秀な れいむは他の人間に飼われるよう努力してくれ。 ほら、これは さなえを貰うお代だ。ゆっくり食べてくれ。』 人間は駄菓子を れいむたちの前に てきとうにバラ撒き、さなえを連れて行った。 両親は駄菓子を喜んで食べるが、れいむは食べる気がしなかった。 妹だけが人間に選ばれたのがショックだったのだ。 「おちび、きに することないのぜ。あっちの おちびは きしょうしゅなのぜ。 ものめずらしい きしょうしゅだから にんげんさんに えらばれただけなのぜ。」 「そうだよ。あっちの おちびちゃんも ゆっくりしているけど、 れいむにの おちびちゃんのほうが もっと もっと ゆっくりしているよ。 だから、おちびちゃんも きっと すぐに かいゆっくりになれるよ。 げんきを だしてね。いっしょに あまあまを たべようよ。とってもゆっくりできるよ。」 「…………ゆぅ…… そ、そうだよにぇ。れいみゅのほうが いもーちょよりも ゆっくりちていりゅもんにぇ。 いもーちょが かいゆっくりに なれちゃんだから、れいみゅも すぐに かいゆっくりなれりゅよね。 ゆ!あんっちんしたら、おなかが ぺーきょぺーきょになってきたよ。 れいみゅも あまあまを たべりゅよ!……むーちゃむーちゃ……ごっくん……ちあわっちぇー!!」 両親に慰められ元気を取り戻た れいむは菓子を頬張る。 飼いゆっくりになれたのは、妹が自分より優れているからではない。 ただ、さなえ種という稀少種だからだ。 自分は通常種だが、とてもゆっくりしている。だからすぐに飼いゆっくりになれる。 子供のれいむは飼いゆっくりになった自分を想像しながら、笑顔になった。 しかし、現実は違う。れいむを飼いゆっくりにしたいという人間は現在まで現れていない。 亜成体にまで成長した れいむは、毎晩考える。 なぜ妹よりも優秀な自分が飼いゆっくりになれないのかを。 そして、あの日の父まりさの言葉を思い出す。 「ものめずらしい きしょうしゅだから にんげんさんに えらばれただけなのぜ。」 稀少種だから妹は選ばれた。自分は通常種だから選ばれなかった。 「ゆぅ………ひきょーだよ…… きしょうしゅ だから かいゆっくりに なれるだなんて…… きっと いまごろは にんげんさんの ところで おいしーものを いっぱい むーしゃむーしゃ しているんだよ……。」 毎日自問自答し、悔し涙を流す。 「おちび……すーりすーり……すーりすーり…… おちびは おとーさんににて ゆうっしゅう なのぜ。いつか きっと かいゆっくりに なれるのぜ。」 「そうだよ、おちびちゃん。いっしょに かいゆっくりに なれるまで、ここで ゆっくりしよーね。 すーりすーり……すーりすーり……」 そんなれいむを、両親は毎晩慰める。目から涙を流しながら。 このような光景は珍しいものではない。 どのゆっくりも飼いゆっくりになりたいのだ。 しかし、飼いゆっくりになれるものは少ない。 優秀だと思っている自分が飼いゆっくりになれない現実に涙し、 家族で互いに慰め、励ましあう光景は毎晩この群れのいたるところで見ることができる。 ------ 翌日、れいむは昨日と同様にゴミ拾いをしている。 今日は公園の駐車場の側にある生垣の中を まりさと一緒に掃除をしている。 「ゆぅ……きょうも あついよ。」 揉み上げで汗を拭きながら れいむが言う。 ふと駐車場の方を見ると、れいむの両親が駐車場で掃除をしていた。 「ゆ。おとーさんと おかーさんだ。 ゆゆ?えださんを くわえて あすふぁるとさんを こすってるよ? そっか。がむさんが ついているんだね。ゆぅ……がむさんは ゆっくりできないよ……」 れいむの言う通り、れいむの両親はアスファルトにコビリ付いたガムを剥がそうとしている。 「ゆ!ゆ!なかなか がむさんは とれないのぜ……」 「ほんっとうだね。でも、きれーに しないと だめなんだよ。 まりさ、ゆっくり がんばろうね!」 父まりさとは少し離れた場所で、母れいむが笑顔で言う。 「まっかせるのぜ!さいっきょうの まりささまが ほんきを だせば、がむさんなんて いちっころなのぜ!」 2匹は枝でアスファルトを夢中で擦る。 父まりさのすぐ後ろで停車中の車のエンジンがかかったことに気がつくことなく。 「あぶない!!!」 れいむが叫ぶがその声は両親には届かなかった。 「げすな がむさんは さっさと こうっさんす っぐっべぇえええええ!!!!」 父まりさはバックで動きだした車の後輪に潰され、ゆっくりすることのない生涯を終えた。 「ゆ?なんだか くさいよ?それに すぃーの おとが するよ。 まりさ、ゆっくり きをつけ……ゆ?っば!ばりざぁあああ!!! ど!どぼじでぇええ!!??どぼじで ずぃーが うごいでるのぉおおお!!??」 死臭と、自動車がバックする警告音に反応した母れいむは父まりさの死骸をみつけ、泣き叫ぶ。 そして、泣き叫びながらも、自動車から逃げようとする。 母れいむが跳ねた方向は駐車場の出口。つまり、自動車が向かう方向である。 「っだ!だずげでぇえええ!!」 運転手は母れいむの存在に気がついていたが、駐車場は狭く、母れいむを避けて走らせるスペースがない。 加えてこの運転手は時間に余裕がないため、母れいむが退避する時間を惜しんでいる。 不幸にも、運転手は ゆっくりを潰すことに罪悪感を感じないタイプの人間であった。 父まりさを轢き殺したことも運転手は気にしていない。 車体が汚れることになるが、後日洗車予定がある為、運転手は母れいむを気にすることなく車を走らせる。 「だずげ!だっずげ!!だっずげっでぇえええ!!!!!」 母れいむは必死に跳ねて逃げる。 が、どれだけ必死になっても、所詮は ゆっくりである。 自動車の徐行速度には敵わない。 「だっずっげ っゆっぎゃぁああああぁぁああああああああああああああああああ!!!!!!!」 母れいむは自動車に尻の部分を轢かれた。 「おどぉざぁぁん!!おがぁあざぁぁあん!!!」 両親が轢かれる光景を見た れいむは泣き叫びながら、母れいむの側へとかけよる。 父まりさは頭から潰されており、すでに絶命しているが、母れいむはまだ生きているからだ。 「おがぁざん!!ゆっぐりじで!ゆっぐりじでねぇ!!」 尻から下を失い、餡子が溢れ出ている母れいむに れいむは泣きながら声をかける。 「お……おぢびじゃん……… ごべんね………おがーざん、ぼう だめびだい。 おぢびじゃんは ゆっぐりじでね。がいゆっぐりに なっで、いっばい ゆっぐじずるんだよ……」 「ゆっぐりりがいじだよ!だがら ぼう しゃべらないでぇええ!! おがぁざん!!ゆっぐりりがいじだがら!だがら ゆっぐり なおっでよ!!おでがいだよぉお!!」 泣きながら れいむは母れいむの身体を舐めるが、餡子の流出は止まらない。 「………ごべんだよ……おぢびじゃんを ぎじょうじゅに うんで あげれなぐで…… ぼじ、おじびじゃんが きじょうじゅ だっだら…… あの おぢびじゃんびだいに すぐ がいゆっぐりに なれだのに……」 「おがぁざん!ぼう じゃべっじゃだべだよ!! あんござんが!あんござんが!あんござんがぁあああああ!!」 母れいむは涙を流しながら、揉み上げで れいむの頬を撫でる。 死が間近だというのにその顔は穏やかだ。 母れいむは最愛の娘に看取られて逝ける事に満足している。 「だべだよ……おちびじゃん……ないでだら ゆっぐりでぎないよ…… ゆっぐじ じでないごは……がいゆっぐりに なれないよ…… だがら…ながないでね…… いづか……ぜっだいに……かいゆっぐりになっで……もっどもっど……ゆっぐりじでね…… ………もっど ゆっぐじじだが………だ………」 母れいむの揉み上げが暑いアスファルトに落ちる。 「!!お!!おがぁざぁああああああああああああああああああああああああああん!!」 れいむが絶叫をあげる。愛する両親を目の前で失った。 父まりさが頭から潰されるところを見た。 母れいむが静に息を引き取る際、何もできなかった。 れいむは何もできずに、両親を失った。 「っゆっがぁぁあああああああああああああ!! っど!どぼじでぇええ!?なんでぇえええ!!おどぉざんぼ!おがぁざんぼ!! なんで れいぶだぢが ごんな め゛にあうのぉおおおおおおおおおおおお!!! ごんなの!ごんなの ゆっぐり゛でぎなぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 れいみは我を忘れて泣き叫んだ。母れいむの遺体に顔を埋めながら。 「ゆっぐ………ゆっぐ………」 暫くして、れいむが大声で泣くのを止めた。 泣き叫んだことで、少しだけ落ち着きを取り戻せたのだ。 「………れいむ……その……… いいにくいけど…………おそうじ しないと だめ なのぜ………」 まりさが申し訳なさそうに声をかける。 「……ばりざ……わがっでるよ………」 母れいむの遺体に顔を埋めたまま れいむが言う。 「れいむ。きょうは もう やすむのぜ。 あとのことは、まりさや むれの みんなで するのぜ。」 「…………いいよ……」 「ゆ?」 「れいむが するから……いいよ……」 「で、でも、れいむ。その、おかーさんなのぜ?おとーさんなのぜ? れいむの おとーさんと おかーさんの いたいさんを………」 「できるから!れいむが するから いいよ!! おどーざんの ぼうも れいぶが ずるがら!!! ぜっだいに ざわらないでね!ゆっぐりりがいじでね!!!」 れいむはそう叫ぶと、泣きながら、母れいむの遺体に歯を立てた。 成体ゆっくりの遺体を丸々ビニール袋にいれることは ゆっくりの力ではできない。 そのため、遺体は小さく噛み千切りながら捨てるしかないのだ。 「おがぁざん……ごべんね…… でぼ、でぼでぼでぼ、おがぁざんの がらだを…… ぼがの だれがに きずつけざぜだぐないんだよ……」 れいむは泣きながら、母れいむに謝りながら、母れいむの遺体を小さくしていく。 母れいむの遺体をビニール袋にいれ終えたところで、 れいむはアスファルトに飛び散った死臭のする餡子を舐めとる。 母れいむの方の処理が終われば、次は父まりさの遺体だ。 「おどうざん。まだぜで ごべんね。」 涙を溜めた目で れいむは父まりさの遺体に謝り、そして処理を始める。 れいむの口内に父まりさの死臭が広がる。 体内にある母れいむの餡子から発せられる死臭と、父まりさの死臭が混じり、強烈な吐き気が れいむを襲う。 だが、れいむは決して餡子を吐かなかった。 大好きな両親の餡子なのだから。 もし吐いてしまえば、自分は両親を愛していなかったと勘違いをしそうだから。 吐き気と必死に戦いながら、必死に父まりさの遺体の処理を続ける。 その瞳からは、涙がとまることなく流れている。 「れいむ……………」 れいむのまわりに数匹のゆっくりが集まる。 彼女達は、家族の遺体を必死に片付けている れいむに対して何も言えず、 ただ見ていることしかできなかった。 同族の遺体の片付けは辛いことだ。 それが家族の、しかも目の前で亡くなった家族のものであれば、その辛さはいつも以上のものになる。 れいむの周りのゆっくりたちも目から涙を流す。 れいむに同情したこともあるが、いつ自分が同じ目にあってもおかしくない事を理解しているからだ。 飼い主という保護者いない彼女達は、地域ゆっくりといっても野良と変わりない。 常に死と隣り合わせなのだ。 数時間後、広くなってしまった家の中で れいむは独り泣いている。 もし両親が飼いゆっくりならば、あんな風に死ぬことはなかったハズだ。 飼いゆっくりでない自分たちが悲しくて悲しくて、れいむの瞳から涙が止まることはない。 「……るよ……なってびぜるよ! れいぶはぁああ!!れいぶはぁあああああ!! ぜっだいに!ぜっだいに がいゆっぐりに なっでびぜるよぉおおお!!!」 れいむは決意を叫ぶ。 「だがらぁあああ!!だがら おぞらの ゆっぐりぶれいずで! てんっごくで み゛ででね!! おどうざぁああん!!おがぁあざん!!!! いぼうど だっで なれだんだよ!! れいぶだっで なれる ばずだよぉおおお!!! ぜっだいに ぜっだいに がいゆっぐりに なっでびぜるよぉおおおおおおおお!!!!」 近所の ゆっくりは れいむの声を黙って聞いた。 皆同じなのだ。飼いゆっくりになりたいのは。 今夜も公園のいたるところで、 ゆっくりたちは飼いゆっくりになれない自分に涙を流し、互いに慰めあってる。 つづく あとがき 野良よりはマシとはいえ、地域ゆっくりの生活も厳しいのかなと思い書き始めました。 子ゆっくりの言葉が読みにくいというご指摘ありがとうございました。 以後、気をつけます。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
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作者:22C2SQX8o 719 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/09/14(水) 23 21 17.71 ID 22C2SQX8o さやか「めがほむ、風船だよ~」ヒョイ めがほむ「ホミャッ?ホミャミャ?」ツンツン さやか「新しいおもちゃだよ。触っても怖くないからね~」 めがほむ「ホムム...ホムムーン」ギュー さやか「ほらほら」ポヨンポヨン めがほむ「ホムホムッ♪」キャッキャ♪ さやか「(めがほむ完全に安心しきってるね。ここで裁縫針で風船を破裂させてっと)」プスッ 風船「」パァン!! めがほむ「ホミャッ!!??」ビクゥッ!! さやか「(これで小心者のめがほむがどんだけビビるか見物だね)」クスクス めがほむ「!?!?!?!?!?!?!!!!!??!??ホミャッ!?!?ホミャミャッ!?!?!?」 めがほむ「ホミャッ!!??ホミャミャミャミャミャミャミャ!?!??!!??」キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ!!!! めがほむ「ホミャミャ!!ホミャアアアアアアアアアア??!!?!?!??」ウロウロウロウロオドオドオドオド さやか「元々めがほむは臆病な種だけどさ……これは流石に動揺しすぎでしょ……」 めがほむ「ホミャミャアアアアア!??!!?ガナ゙メ゙ザァ゙ーン゙!!!!!!!!」グルグルグルグルグル さやか「さっきからキョロキョロしたりそこら辺徘徊したり同じとこグルグル回ったり……挙動不審にも程があるわ……」ドンビキ めがほむ「ホミャアアアア.......」クラクラ... さやか「回転しすぎて目回してるし……もしかしてめがほむってほむほむより馬鹿なんじゃ……」 めがほむ「ホッミ゙ャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!???!?!????」ポロポロ ドタバタ さやか「号泣しながら大暴れしてるし……どうやって止めればいいのこれ……」 めがほむ「ガナ゙メ゙ザァ゙ン゙??!!ガナ゙メ゙ザァ゙ン゙!?!??ガナ゙メ゙ザァ゙ーーーーン゙!!?!?!?!?!?!?!?」ピョンピョン オロオロ さやか「もういい、しばらく放っとこう」スタスタ 結局、めがほむは疲れ果てて眠るまでの丸一時間、終始こんな感じでした おわり ジャンル:さやか ぬるいじめ めがほむ 感想 すべてのコメントを見る
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このページはこちらに移転しました be danced 作詞/音羽 ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ 0から9まで 十進法 aからzまで 26文字 5・7・5 7・7で 三十一文字の 原詩人 0と1で 二進法 デジタルアナログ ばっちこい 「あ」から「ん」まで 50音 ぴゃ・ぴ・ぺ・ぴゅ・ぴょ・ぴゅ・ぴゃ ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ だけどおいらは気付いたよ おいらは操り人形だ 踊ってた訳じゃない 踊らされてただけなんだ ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ ほらほら踊るよ おいらは踊るよ ほらほら踊るよ 君もおいでよ
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『れいむは話を聞かない』 5KB 小ネタ 自業自得 日常模様 野良ゆ 現代 作、長月 感謝のSS書き第2弾 ※俺設定注意 ※作、長月です れいむは話を聞かない それは夕方のこと。 道を歩いていたら一匹の野良れいむが俺の前にやってきた。 「おねがいしますぅうううう!!!!おちびちゃんをにんげんさんのかいゆっくりにしてくださぃいいいい!!!」 必死に土下座するように顔をこすり付けて頼み込むれいむ。その目からは滝のごとく涙が流れている。 おちびちゃんというのはおそらく数メートル後ろの電柱のそばにいる子ゆっくりのれいむとまりさのことだろう。 2匹ともぐったりした様子で肩を寄せ合うようにして電柱の影で寒さに震えている。 「あ・・・」 俺はあることに気づいた。 「なぁれいむ、ひとついいか?」 「おねがいしますぅうううう!!!!!このこたちはれいむのきぼうなんですぅううううう!!!」 駄目だこいつ。全く人の話聞いてねぇ・・・ 「れいぶはのらのまりさとすっきりしておうちをおいだされちゃったんです!!れいむなんどもあやまったんだけど、おにいさんゆるしてくれなくてぇえええ!!!」 しかも自分の身の上話始めやがった。誰も聞いちゃいないのに。 なんとか同情を引きたいのは分かるが野良ゆっくりとすっきりして捨てられたって悪いのはお前だろうが。 そんな主人との約束も守れないようなアホゆの子供、飼ってもらえると本気で思っているのかこいつは。 「アーホーアーホー」 空を飛ぶカラスもそんなれいむを小馬鹿にするように鳴いている。俺も全く同意見だ。 「いや、だからなれいむ・・・」 「いまはふゆさんだかられいむたちぜんぜんゆっくりできないんですぅう!!!おうちをつくってもにんげんさんにこわされちゃうし、かりにいったまりさもかえってこなくてぇええ!!れいむはひっしでおちびちゃんのためになれないかりを・・・」 俺の話など完全無視。野良のしんぐるまざーとして子供を育てる苦労を長々と話し始めた。死ぬ程どうでもいいのだが。 正直うざい。そしてうるさい。 ここまでうざくてうるさいと加工所に通報されないか心配になるレベルだ。 「なぁれいむ。そのおちびちゃんのことなんだがな。」 「えっ!!かってもらえるんですか!!!ありがとうございますぅううう!!!」 どういうわけか俺が子れいむ達を飼うと思いこむれいむ。誰もそんなこと言ってないのに恐ろしく自分に都合のいい餡子脳だなこいつ。 一銭にもならない100万ドルの笑顔をこちらに向けるれいむ。そんな顔されても俺の住んでるアパートはペット禁止なんだが。 「おちびちゃんはとってもいいこでこのまえもよつばのくろーばーさんをれいむにさがしてきて『みゃみゃがしあわしぇになりますように』っていってくれたり・・・」 今度は自分と子供達との思い出話を語り始めた。やたらご満悦な顔でそんな話されても反応に困るしなんかむかつく。 そもそもなんで俺が飼う事決定みたいな雰囲気になってんだ? 「悪いけど俺のアパートではゆっくりは飼えないよ。」 「ゆ!!?」 正直にその旨を伝える俺。なぜかれいむが俺に裏切られたような顔をしてるが飼えない物は飼えない。 「そうじゃなくて俺が言いたいのは・・」 「・・・どぼじでぇ!!!どぼじでにんげんさんはみんなそうなのぉおおおお!!!」 笑ったかと思ったら今度は怒り出した。こいつめちゃくちゃ情緒不安定だな。 というか俺、野良ゆ相手になにやってんだろう・・・無視して素通りすれば良かった。 「にんげんさんはいつもそうだよ!!みがってなりゆうでれいむをすてて!!!のらになったらおうちをこわしてゆっくりできなくしてぇええええ!!そのうえかってくれるなんてうそつくのぉおおお!!どうしてそんなにゆっくりしてないの!!どうしてのんなにじぶんのことしかかんがえないの!!!てめえのちはなにいろなのぉおおおお!!!」 そんな俺の思いなど知らずまるでパンクロッカーのように咆え続けるれいむ。そんなこと唯の大学生に過ぎない俺に言われてもどうしようもないんだが。 それにしても人の話も聞かず自分の要求押し付けて、断られたら逆切れって・・・こいつ本当に救いようがないな。 大体身勝手な理由で捨てるってお前の場合勝手に野良とすっきりしたんだから100%自業自得だろうが。 後、飼ってやるなんて一言も言ってない。勝手に自分の妄想を既成事実にするなよ、まったく。 まぁ、いい。さっさと用件だけ言ってとっとと帰ろう。 「あのな、れいむ。実はな・・・」 「なんなのぉおおおお!!!いいたいことがあるならはっきりいったら!!!」 「いや、だからな・・・さっきからお前のおちびちゃんカラスに襲われてるぞ。助けなくていいのか?」 「・・・ゆ・・・・?」 振り返るれいむ。そこにいたのは 「ゆんやぁあああああああ!!!れいむのおちびちゃんがぁあああああ!!!」 カラスについばまれ最早原型をとどめていない子供達の姿だった。 「どぼじでぇえええええ!!!どぼじでなのぉおおおおお!!!!」 ピクピクと痙攣する我が子を前に絶叫するれいむ。 「ゆ・・・ゆ・・・」 子ゆっくり達はすでに中枢餡が露出するほどついばまれている。どう見ても手遅れだ。 「どうしても何も・・・お前がベラベラとどうでもいい話してる間にカラスが来たんだよ。」 「どぼじでおじえでくでなかったのぉおおお!!!」 「教えようとするたびにお前がワァワァ喚いてたんだろが。お前のおちびちゃん達、残り少ない体力ふりしぼって『たすけて・・おきゃーしゃんたすけて・・』ってお前に助けを求めていたのにお前全然気づいてないし。」 「ぞんなぁあ・・・・ごべんねぇえええおちびちゃん!!ごべんねぇえええええ!!!」 さっきの3割増しの大声で泣き喚くれいむ。あれだけ喚いてよく声が枯れないものだと不思議に思う。 それにしても教えてやるべきなのだろうか。あの電柱に隠れている奴のことを。 「ごべんねぇえええええ!!!!たずげであげられなぐでごべんねぇえええええ!!!」 まぁ教えても無駄だろう。どうせこいつ話を聞かないだろうし。 寒いことだしもうと帰るとするか。 「ヒャッハァアアアア!!!れいむは虐待だぁアアアア!!!!!」 「ゆんやぁあああああ!!!!ゆっくりできなぁあいいいいい!!!!」 背後からモヒカンお兄さんの雄叫びとれいむのこの上なくゆっくりできない叫びが聞こえた。 後書き 感謝のSS書き第2弾。話聞かないで自爆する奴って人間でもいますよね・・・ ご意見、ご感想、ご要望は感想用掲示板(長月用スレ)でおねがいします。URLは下にある通りです。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板(長月用スレ) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852907/ 今まで書いた作品はこちらに http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/393.html 面白かった、ゆっくりできた、と言う方は下のゆっくりできたよ!!ボタンを押していただければ幸いです。
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どうかせんとそのさくれつするふうけい【登録タグ Haniwa VOCALOID VOICEROID と 初音ミク 曲 結月ゆかり】 作詞:Haniwa 作曲:Haniwa 編曲:Haniwa 唄:結月ゆかり(VOICEROID)・初音ミク 歌詞 (動画より書き起こし) 3 2 それでは始めます。 めらめらめらめら 燃えろ燃えろ ほらほらほらほら 爆ぜろ爆ぜろ くるくるくるくる 逃げろ逃げろ それそれそれそれ 消えろ消えろ めらめらめらめら 燃えろ燃えろ ほらほらほらほら 爆ぜろ爆ぜろ くるくるくるくる 逃げろ逃げろ それそれそれそれ それそれそれそれ めらめらめらめら 燃えろ燃えろ ほらほらほらほら 爆ぜろ爆ぜろ くるくるくるくる 逃げろ逃げろ それそれそれそれ 消えろ消えろ めらめらめらめら 燃えろ燃えろ ほらほらほらほら 爆ぜろ爆ぜろ くるくるくるくる 逃げろ逃げろ それそれそれそれ それそれそれそれ コメント 名前 コメント